敬老の日の由来や意味って?敬老の日はいったい何歳からすればいいの?

敬老の日はおじいちゃんやおばあちゃんに日ごろの感謝をし敬う日です。

ですが、敬老の日におじいちゃんやおばあちゃんに感謝の気持ちを贈るのは何歳からすればよいのでしょうか。

おじいちゃんやおばあちゃんと呼ばれる、孫ができたらするのでしょうか?

敬老の日の由来や意味、また敬老の日は何歳からするのかなど敬老の日を詳しくご説明していきましょう。

<敬老の日の由来と意味>

敬老の日は今でこそ3連休になるようにと9月の第3月曜日が敬老の日になっていますが、それまでは9月15日が敬老の日でした。

では、敬老の日が9月15日になったのはなぜでしょうか。

実は敬老の日の由来は2つの説があり、聖徳太子説と養老の滝説があります。

まず、聖徳太子説とは593年に聖徳太子が四天王寺を設立した時に四箇院(しかいん)の制という制度を制定ました。

四箇院というのは、現在の寺院にあたる「敬田院(けいでんいん)」と現在の薬局にあたる「施薬院(せやくいん)」と、現在の病院にあたる「療病院(りょうびょういん)」、最後に現在の老人ホームや孤児院にあたる「非田院(ひでんいん)」の4つの施設のことを言います。

このうちの、現在の孤児院や老人ホームにあたる「非田院(ひでんいん)」を設立したのが9月15だったので敬老の日は9月15日になったと言われています。

次に養老の滝説ですが、これは717年の9月中旬に元正天皇が養老の滝を訪問し、次のような言葉を残しました。

「醴泉は美泉なり。もって老を養うべし。蓋し水の精なればなり。天下の大赦して、霊亀三年を改め養老元年と成すべし」と述べられました。

この意味は、醴泉の美しい湧水を飲んだ者は病気が全て癒え、天からこれほどまでに大きな恵をいただいたことに大赦して元号を霊亀三年から「養老元年」に変更しなさいと命じたのです。




また、養老の滝説はもう一つあり、これは昔話になりますが、今よりはるか昔、美濃の国にはお酒が大好きな年老いた父と一緒にくらす親孝行な息子がいました。

息子の職業は木こりで収入が少なく貧しい生活だったのでお酒が好きな父親に満足してもらえるほどのお酒を飲ませてあげることができませんでした。

ある日、息子が山に入るとコケで足を滑らせてしまい谷間に落ちてしまいました。

落ちたその先にはなぜかお酒の匂いがし、周りを見回してみると石の間から水があふれ出ていたので、その水を飲んでみるとおいしいお酒の味がしたのです。

親孝行な息子はその水をひょうたんに入れて持ち帰り父親に飲ませてあげると父親はとても喜んだそうです。

その日から毎日息子はその水を汲み父親に満足してもらえるまで飲ませていました。

この話が元正天皇に伝わったことで天皇は717年9月に自らその地を訪ね「これは息子のたいそう親孝行を天地の神がお褒めくださったのだろう」と感じたと言います。

その後元正天皇はその息子に美濃守という役職を与え、お酒の湧き出る場所が養老の滝と呼ばれていたことから年号を霊亀から養老に改めたということです。

9月15日が敬老の日になったのは、元正天皇が美濃の国に出発したのが9月中旬だったころから9月15日が敬老の日になったと言われています。

<敬老の日はいつできた?>

このように、敬老の日の由来は聖徳太子説と養老の滝説があり語り継がれていますが、実際に敬老の日ができたのはいつなのでしょうか。

敬老の日は、1947年に兵庫県高群野間谷村で制定されました。

当時、野間谷村の村長だった門脇政夫氏と助役の山本明氏が「お年寄りを大切にしてお年寄りの知恵を借りて村を作ろう」ということで「としよりの日」を提唱しました。

としよりの日は1年で最も気候が良い9月中旬が良いということで9月15日にしようということで毎年9月15日には敬老会が開かれるようになりました。

1950年には兵庫県全体で敬老会が行われるようになり、翌年には全国に広がりました。

翌年の1951年に中央社会福祉審議会は9月15日を「としよりの日」と制定したのですが、としよりという表現が良くないということで1963年にとしよりの日から「老人の日」になりました。

その翌年に野間谷村から「成人の日やこどもの日があるのに、なぜ敬老の日がないのだ」と抗議があったため2003年に老人の日から「敬老の日」として国民の祝日になったのです。

<敬老の日は何歳からするの?>

高齢者の基準が65歳以上となっていますし、老人福祉法も65歳以上か以下かで判断されることが多いので65歳を過ぎると敬老の日に敬われると言われています。

もちろん、「65歳で老人なんて!」と元気なおじいちゃんやおばあちゃんには怒られるかもしれませんが、いつから敬老の日を敬うのかと聞かれれば、高齢者とみられる65歳以上の人に対して敬うのが一般的ではないでしょうか。

ただし、最近では若くして孫ができ、おじいちゃんやおばちゃんになる人もいます。

だからといって敬老の日を敬うのは少し違いますね。

おじいちゃんやおばあちゃんには長い間一生懸命頑張ってきてくれたことに感謝し、長寿をお祝いする気持ちを持って敬老の日を一緒にお祝いしましょう。



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