秋のお彼岸の期間はいつからいつまで?お供え物は何がいいの?

夏が終わり、秋が近づくと気になるのがお彼岸のお墓参りです。

お彼岸は春と秋にありますが、秋は秋分の日付近ということはわかりますが、詳しく知っている人は少ないでしょう。

ご先祖様に日ごろの感謝を伝えるためにもお彼岸はきちんと行いたいものです。

そこで、皆さんがわかりにくい秋のお彼岸の期間と、お供え物についてご説明していきたいと思います。



<秋のお彼岸の期間>

お彼岸は日本に伝わる昔から伝わる行事で、真東から太陽が上り極楽浄土のある真西に太陽が沈む日に由来してお彼岸とされています。

お彼岸には「彼岸の入り」と「彼岸明け」があります。

まず、秋のお彼岸の期間は秋分の日を「中日」にし、中日にあたる秋分の日の3日前から中日の3日後までの、計7日間がお彼岸の期間となります。

彼岸の入りはお彼岸の7日間のうち最初の日を指し、彼岸明けは7日間のうちの最後の日を指します。

つまり、2017年の場合は9月20日~9月26日までがお彼岸の期間となり、この期間中にご先祖様の供養をするのが正しいマナーとなります。

<お彼岸には何を供えればいいの?>

お墓参りをすると同時に家庭にある仏壇の掃除も行います。

秋のお彼岸の時はおはぎやお花をお供えし、春のお彼岸の時はぼたもちや団子、お花などをお供えしましょう。

ですが、ここで一つ疑問があります。

「ぼたもちもおはぎも同じものでは?」と思いませんでしたか?

実はその通りで、ぼたもちとおはぎは同じものです。

ですが、ぼたもちは春に咲く牡丹の季節に食べ、おはぎは秋の季節に食べるので、呼び方が変わっているのです。

この呼び方は夏や冬でも変わり、夏は夜船、冬は北窓と言い、それぞれの季節で違う呼び名になる和菓子なのです。

秋の場合はおはぎですので、通常はおはぎをお供えするのですが、家族でおはぎを食べる人がいないという時はお供え後に食べる人がいないので捨ててしまうことになります。

さすがにこれではもったいないので、このような場合は無理におはぎをお供えする必要はありません。

おはぎをお供えできない時は草餅や彼岸餅などでもかまいません。

地域によっては法事パンや彼岸団子、沖縄では「うちかび」という紙製品をお供えしますから、季節の和菓子や果物、お酒などを用意すると良いでしょう。

故人が好きだった精進料理なども良いですね。

お供えものに関してはこれでなくてはいけないという決まりはなく、一般的なものが「おはぎ」というだけですので、ご先祖様を供養する気持ちを大切にすると良いでしょう。

<お彼岸っていったい何をするの?>

では、お彼岸の期間やお供え物がわかったところで、お彼岸は普段のお墓参りとは違うのでしょうか。

お彼岸は「家族そろって」お墓参りを行います。

もし、お墓参りで実家に家族で帰省する場合には3,000円程度のお供え物を持参すると良いでしょう。

菓子折りや果物、故人の好物でもかまいませんし、お墓参りに必要な花束や線香などでも良いでしょう。

「家族そろって」というのには意味があり、お彼岸の中日に当たる秋分の日は祝日となっています。

先祖を敬い、ご先祖様を供養するために家族そろってお墓参りに行けるように祝日になっていますので、家庭の事情など色々あると思いますが、お彼岸には家族でお墓参りに行けるようにしましょう。

もし、秋分の日が無理であれば、お彼岸の期間中ならいつでもかまいませんので、家族で休みを合わせてご先祖様の供養に出かけましょう。

また、お彼岸には「六波羅蜜(ろくはらみつ)」を実践する日でもあります。

六波羅蜜とは、布施、自戒(じかい)、忍辱(にんにく)、精進、禅定(ぜんじょう)、智慧(ちえ)の6つを指し、それぞれの意味を説明すると、

布施=他人への施し

自戒=ルールを守り反省する

忍辱=不満を言わず耐え忍ぶ

精進=努力する

禅定=心の安定

智慧=真実を見る

という意味になります。

本来、この六波羅蜜は日ごろから行わなければならないことなのですが、仏教の行事であるお彼岸だけでも実践しようというもおんです。

お彼岸の期間中は仏様がいらっしゃいますので、この期間に六波羅蜜を行い、お墓参りをして供養するという意味がります。

お彼岸は日本に伝わる古来からの行事で、家族そろってご先祖様を供養する期間ですので、年に2回のお彼岸にはできるだけ家族そろってお墓参りをしましょう。



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