きちんと知っておこう!確定申告の時期と正しい提出方法

毎年2月頃になると確定申告をしなければと焦りだす人もいますが、確定申告の時期を覚えておけばそのようなこともないでしょう。
確定申告は決められた期間に申告しなければなりません。

その期間に申告できなかった場合は様々なペナルティーが課せられます。
また申告書の色によっては、控除ができない項目があるなど経営者からするとかなりの痛手となりますから、確定申告は正しい方法で期限内に提出する必要があります。

では、確定申告の時期や提出方法など細かくご説明していきましょう。

<確定申告の時期>

確定申告の時期についてはそれぞれの税金によって期限が変わってきます。
次に示す期限内に昨年の1月1日〜12月31日までの1年分の収支結果を税務署に報告する必要があります。

・所得税

所得税の申告は2017年の場合は2月16日(木)〜3月15日(水)までとなっています。
日付に関しては毎年ほぼこの期間となりますが、土日や祝日などの関係で若干の日にちの変動はありますが、時期的には2月16日〜3月15日ですので覚えておきましょう。

・消費税

生じ税の課税事業者が申告する期限は3月31日(金)までとなっています。
消費税については毎年3月31日までとなっていますので覚えておきましょう。

ただし、消費税の申告に関しては開業後2年間は消費税の納税義務がありませんので申告する必要はありません。
また、前々年度の課税売上額が1,000万円以下の場合も消費税の申告は基本的には必要ないとしています。

ですが、上半期だけで課税売上額が1,000万円を超えている場合は翌年は課税事業者となりますので注意しておきましょう。

・予定納税

予定納税がある人は第1期分を7月31日までに、第2期分を11月30日までに納めましょう。
この日にちも法律上の改正がない限り変動することはありませんから毎年この日までに納税する必要があるということを覚えておきましょう。

予定納税の必要がある人は6月15日までに書類が送られてきますので確認しておきましょう。

・税務署の開庁時間

基本的に税務署の開庁時間は平日月曜日〜金曜日までの朝8時30分〜夕方17時までとなっていますが、確定申告の期間内に限り一部の税務署では日曜日に開庁したり閉庁時間を伸ばすなど対策を行っているところもあります。

<確定申告の提出は一般的には管轄の税務署へ>

・期限ぎりぎりに行くのではなく早めに提出を

確定申告の時期になると税務署はとても込み合います。
確定申告の提出は一般的には税務署に直接持参することになっています。
確定申告の時期は税務署も通常より人員を増やしてはいるのですが、それでも税務署で申告書の書き方などを確認しながら提出する人が多いので、大変込み合います。

確定申告の提出を午前中に終わらせるはずが丸1日かかるということもあります。
ですが、これだけ混むのは基本的には期限前1週間ほどですので、できるだけ早く確定申告書を提出しましょう。

もし、早めに行ったのに混んでいるという場合は、自分が必要な確定申告書を受け取り、作成してから税務署に持参する方が処理が早く済みます。
・確定申告の書類を取得する方法

確定申告書類を取得する方法は、開業届を提出した人や前年に確定申告をしている人には1月ごろに確定申告書類一式が郵送されてきます。

今回初めて確定申告をする人や、送られてきた書類をなくしてしまった場合は国税庁のホームページからダウンロードができますし、税務署でももらうことができます。

<確定申告書の提出方法>

確定申告書の提出方法は一般的な提出方法を含め3つあります。
それぞれの提出方法などをご説明していきましょう。

・税務署へ郵送で送る

毎年確定申告をしているから書き方はわかっている、また、毎年申告しているわけではないが自分で作ることができたという場合、税務署へ書類を送付して確定申告書類を提出することができます。

郵送で送る場合は期日となる日にちの消印があれば良いので、確実な方法は3月15日に郵便局の窓口で郵送処理を行えば期日に間に合います。

・WEBサイトで確定申告をする

WEbサイトというのは国税庁が管理している「e-Tax」という確定申告をするためのオンラインサービスです。
このe-Taxから確定申告を行うことができますので書類の提出は必要ありませんし、税務署にわざわざ出向く必要もありません。

ただし、このe-Taxは使いにくい点がありパソコンが苦手な方や、初めてe-Taxを利用する人には不向きです。
またパソコンの環境(Window’sやMac、OSなど)によっては対応していない場合もありますので注意しましょう。

e-Tax対応の個人事業者用の会計ソフトもありますので、このソフトを利用している人に限っては自動作成で確定申告ができるのでデータをe-Taxに送るだけで完了します。

e-Taxの提出期限も郵送と同様で通信日付印が提出日となりますから3月15日に確定申告をし、この日付で通信日付印がついていれば問題ありません。

・直接税務署へ持参する

最後の提出方法は一般的な方法ということで、直接税務署へ持参する方法です。
直接税務署で確定申告をするのでわからないことはその場で聞けますし間違いがありません。
ただし込み合いますから待ち時間なども長くなりますので時間がない人は郵送かe-Taxを利用するようにしましょう。




<期限内に確定申告ができない時のペナルティー>

では、文頭で少しお話しましたが、確定申告の時期を間違えていた、期限に間に合わなかったなどの理由で期限内に確定申告ができなかった場合はどのようなペナルティーがあるのでしょうか。

・延滞税の発生

まず、遅れた日数分の延滞税を支払う必要があります。
この利率は年利で最高14.6%となりますのでかなりの税金が加算されます。

・無申告加算税

次に無申告加算税ですが、これは場合によってはということですので遅れた人全てに加算される税金ではありませんが、最高で20%が加算されます。

この延滞税と無申加算税は罰則金のような税金通常の所得税などの税金に上乗せして支払わなければならない税金になります。

・青色申告は控除が受けなられない

青色申告で確定申告をしている人からするとかなりの痛手となるペナルティです。
青色申告の人が期限内に確定申告できなかった場合は青色申告控除の65万円控除が受けられなくなります。

<確定申告の時期を把握し期限内に正しい方法で余裕をもって提出しましょう>

確定申告は1年分の所得の報告に伴い税金が確定させるための大切な処理です。
期限内に提出できなければ税金が加算されますし、提出自体をしなければ所得税法に違反することになります。

また、提出方法を間違っている場合、期限ぎりぎりに提出していたとなると内容によっては受理されない可能性があります。
郵送の場合、特に注意が必要なのは郵送事故です。

自分は確実に税務署へ送ったとわかっていても郵送中に何らかの事情で紛失したり事故にあう可能性もあります。
その場合税務署に届かないという事態が起こりますので、郵送の場合は確実に相手に書類が届くように書留にしたり、追跡番号が着くような郵送方法にしましょう。

≪この記事の動画はこちら≫




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする