こどもの日に飾る鯉のぼりはいつまで飾ればいいの?鯉のぼりを飾る理由は?

こどもの日に鯉のぼりを飾る風習は昔からありますね。

子供の健やかなる成長を祝い、無病息災の願いを込めて鯉のぼりを飾りますが、家族そろって仲良く泳ぐ姿はとても優しい気分になります。

陽気も穏やかで、温かい春の日にある「こどもの日」ですが、この鯉のぼりはいつまで飾っておけば良いのかご存知でしょうか。

街中を見ていると、いつまでも片づけられることなく泳ぎ続ける鯉のぼりを見かけることもありますし、「あれ?もう鯉のぼりがなくなってる」というくらい、早く片づけている人もいるようです。

では、鯉のぼりはいつまで飾っておけばよいのでしょうか。

また、いつから飾ればよいのでしょう。

「いつまで」というキーワードで気になるのは、もう一つありますね。

「何歳まで」鯉のぼりを飾れば良いのでしょうか。

これらのことに注目してお話していきたいと思います。

<鯉のぼりを飾る由来>

鯉のぼりは、今やどこの家庭でも見ることができるようになりました。

大きさの違いはありますが、こどもの日になると、ベランダや庭など飾ることができる場所にはたくさんの鯉のぼりが泳いでいます。

では、なぜ鯉のぼりを飾るようになったのでしょうか。

今からずっと昔の武家社会では、男の子が生まれると「のぼり(旗)」を上げてお祝いをしていました。

この風習が庶民にも広まり、男の子が生まれると「のぼり」が立てたれるようになったのです。

そして、のぼりを立てる時に、中国の言い伝えで「立身出世」を表す「鯉の滝登り」からイメージしてのぼりに鯉を描き掲げたのが鯉のぼりの始まりだと言われています。

鯉が滝をのぼった後は龍になって天へのぼって行ったと言われていることから、

「子どもが出世しますように」という思いが込められているのです。

また、端午の節句は中国では厄払いの意味もありますので、子供の「無病息災」を願うという意味もあるそうです。

<鯉のぼりはいつから飾るの?>

鯉のぼりを飾る時期なのですが、基本的にはいつからという決まった日にちがありません。

しかし、この日に飾ると良いと言われている説がありますのでご紹介しておきましょう。

鯉のぼりは3月21日の「春分の日」が終わり次第飾ると良いと言われています。

できるだけ長く飾ると良いと言われているので、3月22日から飾ると良いでしょう。

春分の日が終わってからというのは、端午の節句が「節目」となる日ですので、春を分ける春分の日も節目になります。

ですので、節目が終わってから良いということで春分の日が終わってから飾ると良いと言われているのです。

ただし、春分の日の次の日に用事があったり、飾る暇がないという時もありますので、無理に春分の次の日に飾る必要はありません。

できれば、春分の日以降から、4月の初旬までの間で都合の良い日に飾るのが理想的です。

遅くとも、4月中旬くらいまでには飾り終えるようにしておきましょう。

もし、縁起を担ぎたい場合は、この期間内の大安の日を選んで飾りましょう。

基本的には大安の日ではなくても問題ありません。



<鯉のぼりはいつまで飾るの?>

では、4月初旬(もしくは4月中旬)までに鯉のぼりを飾った後は、いつ片づければよいのでしょうか。

端午の節句、つまりこどもの日は5月5日しかありません。

5月5日を過ぎて飾っていても何の意味もありませんので、できるだけ早く片づけるようにしましょう。

3月3日に飾られるひな人形は、片づけが遅れると嫁に行き遅れると言われていますが、

鯉のぼりはそのようなことがありません。

鯉のぼりは5月5日が過ぎたら、天気が良く、都合の良い日に片づけるようにしましょう。

湿気が多い雨降り前や雨上がりに片づけてしまうと、鯉のぼりが湿気てカビの原因になります。

縁起を担ぎたいという人は、大安の日か友引の日の片づけるようにしましょう。

これも、鯉のぼりを出す時と同じく、大安や友引でなくても特に問題はありません。

鯉のぼりは遅くても5月中旬までには片づけましょう。

<鯉のぼりは何歳まで飾るの?>

では、鯉のぼりを飾る時期や片づける時期が分かったところで、次は鯉のぼりはいったい何歳まで飾るのかというところです。

子供が生まれてすぐに行われる初節句から、いったい何歳まで飾ると良いのでしょうか。

鯉のぼりを飾る意味は、「子供の健やかな成長を願う」ものですので、基本的には何歳までという決まりはありません。

自分の子供が結婚するまで飾っている人もいるでしょうし、ずっと飾り続けている人もいます。

ただ、小学校も高学年になってくると恥ずかしさが出てくるので、「もうそろそろ鯉のぼり飾らなくていいよ」と言われることがあるかもしれません。

早いご家庭では、小学校の高学年になると飾らなくなりますが、小学校の高学年、もしくは中学校卒業までは飾るというご家庭が多いようです。

<逆風でこそ力強く泳ぐ鯉のぼり>

鯉のぼりの由来や、飾る時期などご説明してきましたが、鯉のぼりを飾る意味は、人それぞれ思う所が違うでしょう。

鯉のぼりは、弱い風や順風では大空を泳ぐことができません。

強烈な逆風が吹くことで、初めて大空を泳ぐことができるようになります。

「逆風となる、どんなに強い困難が来ても、乗り越えて強くたくましく育ってほしい」という親の願いがあるのかもしれませんね。



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