VPSとは?レンタルサーバーと何が違う?

VPSとは何?

VPSは「Virtual Private Server」の略で、日本語では「仮想専用サーバー」と言います。1台のサーバーを占有する「専用サーバー」のような使い勝手を得られますが、実際には1台のコンピュータの上で複数のOSが同時に動作していて、専用サーバーよりも低いコストで利用することができます。

バーチャル・プライベート・サーバ(仮想専用サーバ、英語:virtual private server、略称:VPS)とは、一台の物理的なサーバコンピュータ上で仮想的なサーバコンピュータを何台も起動する技術(仮想機械; Virtual Machine)によってつくられた仮想的なサーバコンピュータである。

VPSは、ホスティングサーバ(レンタルサーバ)事業者のサービスの一つとしても提供されている。これらのサービスは、上記の技術を用いることで、管理者権限が付与される自由度の高い専用サーバを、従来的な専用サーバよりも大幅に安い価格で契約者に提供することを可能にしている。VPS(仮想専用サーバ)は、物理的なサーバを一台占有する「専用サーバ」に比べて処理能力は劣るものの、構成の自由度は専用サーバとほぼ変わらない。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/バーチャル・プライベート・サーバ

VPSは仮想化という技術を元にしています。仮想化とは、1台のコンピュータの上で、複数の仮想的なコンピュータを同時に実行し、それらにハードウェアを割り当てて、それぞれの仮想マシンがあたかも1台のコンピュータであるかのように動作させる仕組みです。

それぞれの仮想マシンでは異なるOSを動作させることもできます。また、それぞれの仮想マシンは、他の仮想マシンの影響を受けずに動作させることができます。こちらの仮想化の仕組みを利用して、それぞれの仮想マシンをユーザーにレンタルするのが、VPSの仕組みになります

レンタルサーバー(共用サーバー)との比較

ホスティングサービス(レンタルサーバー)には、大きく次の3種類があります。

・1台の物理サーバーを分割して、その一部をレンタルする「共用サーバー」
・1台の物理サーバーをまるごとレンタルする「専用サーバー」
・実際には共用サーバーであるが、仮想的に専用サーバーのような性能を持たせた「仮想専用サーバー=VPS」

引用:https://www.rapidsite.jp/product/about/

まとめ

VPSとレンタルサーバー(共用サーバー)との大きな違いは、自由度や利用できるサーバーの性能です。

上記の様に、VPSでは1台の物理的なサーバーの中に、仮想的に複数のサーバーを構築します。共用サーバーと異なり、ホストOSの上にユーザーごとにゲストOSが用意されています。基本、ゲストOS同士は干渉することはありません。そのため、共用サーバーのように、他のユーザーの利用の影響によって障害などが発生したり動作が重くなってしまったりということは基本ありません。また、1つのOSを共有する共用サーバーと異なりゲストOS上では自由にソフトウェアなどの運用ができます。

EAを利用するのでしたら、VPSは必須になります。月額2,000円ぐらいでレンタルできるablenetをおすすめします。

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