海外FXで知っておくべき用語集をご紹介します。
チャート
チャートとは通貨の現在の価格や過去の価格の推移を、視覚的に分かりやすく表示してくれるグラフです。
国内FXでは、チャートは基本的にそのFX業者が提供しているオリジナルのチャートを使いますが、海外FXではどの業者でも「MT4」のチャートを使うことが多いです
縦軸が価格、横軸が時間を示しています。チャートの種類には、「バーチャート」「ラインチャート」などがありますが、基本はローソク足を使います。
また、MT4にはスマホアプリがあり、PC版と同じ様なチャートを利用することができます。
レバレッジ
FXには『レバレッジ』というものがあり、このレバレッジを使うことにより、資金の何倍ものお金を運用することが可能になります。
このレバレッジは業者ごとに制限があり、例えばレバレッジ500倍の業者でしたら、10万円の資金で最大5000万円分の取引ができます。
国内FX業者でも昔は200倍までレバレッジをかけることができたのですが現在は規制がかかり、最大10倍までです。
しかし海外FXだと業者によっては最大3,000倍のところもあり、少ない資金でも大きいお金を動かすことができます。
海外FXの最大のメリットは、レバレッジを活かした効率の良いトレードができるということです。
スプレッド
スプレッドとは買値と売値の差のことを言います。
現在の価格が100.05でも買い注文を入れると100.00だったり、売り注文を入れると100.10だったりとポジションを持った瞬間は必ず数pipsマイナスの状態でスタートします。
これはトレードする際、業者側に支払う手数料になります。
海外FXは「ハイレバレッジ」な分、国内業者よりこのスプレッドが広くなっているところが多いですが、その分小さい金額で大きい利益を上げやすいというのが海外FXのメリットであります。
ロット
海外FXでは取引きする単位のことを「ロット=lot」と呼ぶことが多いです。
「ロット=lot」は、業者によって、
1lot=1000通貨というところもあり、
1lot=10万通貨のところもあります。
pips
「pips」とは、各通貨ペアのレートが動くときの最小単位のことを言います。
円表記の場合、小数点から2つ目が1pips、海外通貨同士の表記の場合、小数点から4つ目が1pipsの単位です。
例えば、ドル/円が「106.05」から「106.10」になった場合、5pips動いたということになります。
証拠金、証拠金維持率
口座に入金した資金のことを証拠金と言います。取引するには資金の2~5%の証拠金残高が必要になりますが、こちらを必要証拠金と言います。
また、持っているポジションを現在のレートで決済した場合に発生するであろう利益を含み益、損失を含み損といい、それらをまとめて評価損益と言います。
また、証拠金から評価損益を足し引きして、必要証拠金に対する証拠金残高の割合のことを「証拠金維持率」と言います。
必要証拠金÷証拠金残高=証拠金維持率になります。
強制ロスカット
証拠金維持率が一定の%を下回ると、強制的に持っているポジションが決済されてしまいます。
これを(強制)ロスカットと言います。
具体的に何%を下回ったら「ロスカット」されてしまうかは、FX業者によって様々ですが多くは20%を下回ればロスカットされます。
少ない証拠金であまりに高い倍率の「レバレッジ」をかけてしまうと、少し価格が動いただけですぐにロスカットされてしまうリスクが高まりますので注意しましょう。
今回は海外FXを始める上で、これだけは知っておきたい用語に絞って解説しました。
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